まだまだ暑さが続く名古屋の夏。 街の熱気に少し疲れた午後、静けさを求めて向かったのは、 栄・中日ホールで開催中の アートアクアリウム展 名古屋2026。
会場に足を踏み入れた瞬間、 光と水がゆらぎ、空気の温度がすっと変わるような感覚に包まれます。 張りつめていた気持ちが静かにほどけていく、名古屋の夏にそっと“涼”を届けてくれる場所。
「もう行きましたか?」 そんな問いかけをしたくなるほど、幻想的で心が落ち着く展示です。
まだ訪れていない方のために、 光と水に包まれた金魚アートの世界を、写真とともに少しだけご紹介します。
「アートアクアリウム」とは?

アートアクアリウムは、 光・水・金魚を組み合わせてつくられる“水中アート”の展示です。
伝統的な金魚鑑賞を、現代的なデザインや照明で再構築し、 水槽そのものがひとつの作品として立ち上がる空間演出が特徴。
ゆらぐ光、漂う水、舞う金魚。 そのすべてが重なり合い、静かで幻想的な世界を生み出しています。

扉をくぐった瞬間、 水槽の光がゆらぎ、空気の密度がすっと変わります。
頭上には、色とりどりの花々が静かに降りそそぐように広がり、 足元では、ガラスの器に映る光が淡く揺れていました。
まるで、外の世界からそっと切り離されたような静けさと心地よさ。 光と花と水が重なり合う、やわらかな時間が流れています。
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青い光は涼しく、 紫の光は落ち着きを、 赤い光はあたたかさを感じさせます。
【金魚の泉(名古屋初)】では、光が変わるたびに 空間全体がやわらかく変化していきます。
水槽の中では金魚がふわりと舞い、 頭上のミラーボールが光を反射してきらめきます。 水槽の縁から立ちのぼる霧と光が重なり、 しばらく見入ってしまいます。

【花舞 -HANAMAI-(名古屋初)】
透明な鉢の中では赤い模様の金魚がふわりと舞い、 柔らかな光に照らされて、水の中だけ時間がゆっくり流れているようでした。
頭上には色とりどりの花々が静かに垂れ下がり、淡い光を受けて空間がやさしく染まっていきます。
光と水と花が重なるその景色は、心に残る美しさでした。
光の中で舞う、金魚のアート

静かな光に照らされた水槽の中で、 金魚と花がひとつの世界をつくっていました。

金魚の動きはおだやかで、 ふわりと漂う姿を見ていると、心が落ち着いていきます。
透明な水槽の中で、 オレンジと白の金魚がゆるやかに尾を揺らし、 光を受けた花々と調和していました。

【天空の苑(名古屋初)】
透明な器がいくつも重なり合い、 光に照らされて浮かび上がる立体的なアート空間。 中央の大きな器を囲むように、丸い水槽が並び、 その中では金魚がゆるやかに泳いでいました。
青や紫、赤へと移り変わる光が水に反射し、金魚の色と重なって、幻想的な世界をつくり出しています。

【金魚の清流】
どの作品を見ても、色の移ろいが美しすぎて息をのむほど。
この幻想的な世界をつくり出すだけでも大変なのに、そこに“金魚という命”が静かに寄り添っていることに、胸がぎゅっとなりました。
必見の人気作品!
ここからは、人気投票で1位となった「水鏡金魚絵巻」と、2位の「金魚の大舞台」を紹介していきます。
光と水が重なり、金魚が舞う世界を、静かな時間とともにめぐります。
水鏡金魚絵巻(人気投票1位)

絵巻をモチーフにした新作水槽作品。
四季の移ろいと光のアートが重なり、金魚が優美に舞う姿が幻想的な世界をつくり出します。

夕映えの富士山を背景にゆるやかに泳ぐ金魚。
山の色と水の透明感が重なり、景色が立体的に映し出されています。

ライトアップされた五重塔が水面に反射し、その前を行き交う金魚。
夜の光が水槽全体を柔らかく照らしています。

深い緑の背景が水槽いっぱいに広がり、 金魚の色が浮かび上がります。背景が変わることで、金魚の姿の印象がまったく異なって見えます。
金魚の大舞台(人気投票2位)

惜しくも僅差で2位となった「金魚の大舞台」。
会場内で最大の存在感を放つ、迫力あるひな壇型の水槽。
見上げる迫力はもちろん、舞台上に上がって作品内を回遊できるのも魅力です。

見る方向や光のあたり方によって、 金魚の色が繊細に変化します。
赤や橙が強く映る角度もあれば、 光が弱まる位置では淡い影のように溶け込みます。
水槽を囲む光の色調が移り変わることで、 金魚の輪郭や模様の出方も、まったく異なる表情になります。
お土産コーナー
会場には、お土産コーナーが設けられています。
金魚モチーフのぬいぐるみや、色とりどりの限定スイーツが並び、展示の世界観をそのまま持ち帰れる品々が揃っています

種類ごとに丁寧にディスプレイされたぬいぐるみは、 模様や色合いの違いが一目でわかるように配置され、 眺めるだけでも楽しい空間になっています。

ギフト用の缶やボックスは、光沢のあるデザインが印象的です。
この展示が“心をほどく理由”
アートアクアリウム展の魅力は、 金魚の美しさだけではなく、 光・水・音が重なり合うことで生まれる 体験そのもの にあります。
展示の中を歩いていると、 暑さで張りつめていた気持ちがすっとほどけていき、 心の温度が静かに整っていくのを感じました。
光と水がつくる幻想的な世界に身を置くと、 外の暑さを忘れるほどの静けさが広がります。
まだまだ暑い日が続いていますので、 名古屋で涼を感じたい方は、 アートアクアリウム展に訪れてみるのも素敵だと思います。
心がふっと軽くなるような、 そんな夏のひとときを過ごせます。

今回ご紹介したのは、展示のほんの一部だけです。 会場には、まだまだ魅力的な作品が数多く並んでいます。 ぜひ直接足を運んで、残りの夏を楽しんでください。
© アートアクアリウム展 名古屋2026
開催情報
イベント名:アートアクアリウム展 名古屋2026
期間:2026年7月24日〜9月23日
時間:10:00〜18:00
会場:中日ビル6階 中日ホール
公式サイト:アートアクアリウム展 名古屋2026
参考:<水鏡金魚絵巻>が僅差で1位に 91%が「周囲におすすめしたい」と高評価 | アートアクアリウム製作委員会のプレスリリース





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