昨年、名古屋に誕生した「エスパシオ ナゴヤキャッスル」は、開業当初 から“名古屋で最もラグジュアリーなホテル”として話題になりました。
以前、宿泊ゲスト向けアートツアーの取材で訪れた際、その美しさにすっかり魅了され、以来ずっと「また訪れたい」と思っていました。
そんな中、公式HPで偶然目にしたのが「浴衣で愉しむ美食プラン」。浴衣の着付けをホテル内で行い、そのまま館内でランチやアート鑑賞を楽しめるという内容に、心が大きく動きました。
今回は、娘が浴衣体験をし、私はその姿を撮影しながらラウンジでランチをいただくという形で参加しました。
浴衣を纏った娘の表情が照れながらもとても嬉しそうで、その時間を静かに見守る私は、終始感動の中にいました。
本記事では、「エスパシオ ナゴヤキャッスル」という特別な空間で過ごした 母と娘の“夏の記憶” を丁寧にレポートします。
浴衣選びと着付け

この日は朝から、自宅で娘と一緒に髪を整えてからホテルへ向かいました。 髪飾りは、成人式のときに使った思い出の品。 久しぶりにその飾りを身につける娘の姿を見ているだけで、 嬉しさが広がる朝でした。
娘は事前に希望の柄を決めていたようで、迷うことなく「これにする」と選びました。 並んだ浴衣はどれも美しく、その場に立っているだけで心が弾むような時間でした。

いつもは即決タイプの娘ですが、 帯や小物を選ぶときは、真剣さの中にどこか楽しさがにじむ表情で、 その姿がとても愛らしく映りました。
娘が「どうしようかなあ…」と迷っていると、 着付けのスタッフの方が「こちらの浴衣には、このお色が似合いそうです」と そっと寄り添うようにアドバイスをくださり、 その丁寧な対応に、心がふわりと温かくなりました。

着物に帯を重ねていく時間は、 浴衣を着ない私にとっても楽しく、 自宅にある浴衣や帯との組み合わせまで思い浮かべながら選んでいきました。

浴衣と帯が決まったあとは、合わせるかごバッグを選びました。
ひとつずつ選び重ねていくたびに、コーディネートが少しずつ形になっていくのが嬉しく、 その過程を楽しみました。

バッグが決まったあとは、下駄を選べばコーディネート完成。
下駄の柄もとても可愛らしく、浴衣・帯・バッグとの色合わせを見ながら選びました。
やがて着付けを終えた娘が戻ってくると、 その姿はいつもと違い、優雅で凛とした雰囲気をまとっていて、 思わず見惚れてしまうほど素敵に変身していました。
浴衣が映える、エスパシオ ナゴヤキャッスルのアート巡り
ランチまで少し時間があったので、 浴衣姿のまま館内のアートを巡りながら写真撮影をすることにしました。
どこで撮っても絵になる空間で、 きらびやかさの中に和の要素がそっと散りばめられていて、 エスパシオ ナゴヤキャッスルの館内は本当に浴衣とよく合います。
静かな空気に包まれながら歩く娘の後ろ姿が、 空間にそっと溶けていくようで、 非日常の時間がゆっくりと深まっていきました。

4Fロビーの金の松の前で。
和とアートが響き合うこの場所は、 浴衣姿が美しく映える撮影スポットです。

金の松の向こうに広がる名古屋城と庭園。
浴衣姿がその景色にそっと馴染んでいきます。

階段に差し込む柔らかな光の中で、 凛とした浴衣姿がふわりと浮かび上がります。 わが娘ながら、その佇まいがとても美しく感じられました。
階段の影、窓から差し込む光、壁に飾られたアート。 どこを切り取っても絵になる空間です。
ラウンジで味わう、静かで上質なランチ時間

撮影を楽しんだあとは、ホテル内の「THE GARDEN LOUNGE」へ。
落ち着いた照明と静かな空気が広がる空間で、 浴衣姿の娘が椅子に座るだけで、まるで雑誌の一枚のようでした。

提供されたランチは、季節の食材を使った上品なメニュー。 ひと皿ずつ丁寧に運ばれ、 浴衣姿で味わうその時間は、普段とは違う静かな高揚感がありました。

まずは、リストレーションスープと前菜から。
彩り豊かなサラダやキッシュなど、目でも楽しめる一皿です。
ミルクパンとフォカッチャは、オリーブオイルと一緒にいただきました。
メインは7種類の中から「愛知うまみ豚のロースト ワイルドライスとリヨネーズポテト」を選びました。 うまみ豚は柔らかく、ソースとの相性が抜群。 ワイルドライスの食感も楽しく、満足感のある一品です。
添えられた野菜は、素材そのものの食感や甘みがしっかりと感じられました。

娘は「THE GARDEN LOUNGE」で人気の 「大海老のフライ 愛知県産もろみ味噌風味のタルタルソースを添えて」を選びました。
まずは、その大きさがわかるようにひと口ぱくり。 私は撮影者として、このプランを楽しむ娘の姿を見つめながら、 こうして一緒に時間を過ごせることを嬉しく思いました。

デザートは3種類から選べる中で、
「ホワイトチョコとラズベリーのムース ヨーグルトソルベ」を選びました。
甘さと酸味のバランスが心地よく、食後の時間をやさしく彩ってくれました。

メインやデザートが選べるのも、このランチの魅力のひとつ。
それぞれが好きなものを選んで楽しめる時間が心地よく、母娘で過ごすひとときがより豊かに感じられました。
企画の背景にある、エスパシオ ナゴヤキャッスルの思い
今回の浴衣プランについて、ホテルの広報ご担当者様にお話を伺いました。
エスパシオ ナゴヤキャッスルでは、 「夏の風情や文化を、上質な空間で楽しんでいただきたい」 という思いから、この浴衣プランを企画されたそうです。
ホテルは 「世界に誇るアートミュージアムホテルへ」 というコンセプトを掲げており、 浴衣姿で季節の美食を味わいながら、 館内に点在するアート作品を巡るという体験は、 まさに“アートミュージアムホテルならではの夏の過ごし方”。
さらに、持ち帰った浴衣で名古屋城や周辺エリアを散策し、 夏の名古屋を楽しんでいただくこともイメージされているとのこと。
ホテルの内外を通して、 「夏の名古屋をまるごと楽しむ体験」 として設計されたプランであることが伝わってきました。
浴衣で楽しむ午後のひととき

浴衣で名古屋城周辺を散策したあとは、ホテルでゆっくりティータイム。
THE GARDEN LOUNGEでいただけるピエール・エルメ・パリとのコラボレーションによるグラスデザート「クープ グラッセ イスパハン」は、 バラ・ライチ・フランボワーズが重なる華やかな一皿。 午後の楽しみ方のひとつとして、おすすめしたいデザートです。
【ピエール・エルメ・パリ】Coupe Glacée Ispahan(クープ グラッセ イスパハン)
【販売時間】7月18日(土)15:00〜
【料金】単品:¥2,800 ※ドリンク付きにもできます。
※1日10食限定
浴衣を持ち帰ることで続く、日常への“余韻”
このプランの魅力は、体験が終わったあとも余韻が続くことです。 浴衣一式を持ち帰れるため、 家に帰ってからも、ふと浴衣を見るたびに エスパシオで過ごした静かな非日常が蘇ります。
「大切に扱われた時間」が、日常の中でそっと自分を支えてくれる。 そんな余韻が、この体験の価値をさらに深めてくれました。
浴衣を選ぶところから始まり、 着付け、撮影、ラウンジでのランチ、そして浴衣を持ち帰るまで。 ひとつひとつの時間が丁寧で、静かで、心に残る体験でした。これだけの内容でこの料金(15,800円~)というのもほんとにすごいと感じました。
この浴衣プランは男女問わず利用できるので、 家族やパートナーとの夏の思い出づくりにもぴったりです。
エスパシオという特別な空間で過ごしたこの一日は、 母と娘の夏の記憶として、これからもずっと心に残り続けます。
※画像:2026年7月19日蜷川華撮影
情報
エスパシオ ナゴヤキャッスル
〒451-8551 愛知県名古屋市⻄区樋の⼝町3番19号
公式サイト:https://www.espacionagoya.com/
「浴衣で愉しむ美食プラン」開催情報
<提供期間> 開催中~8月31日(月)
<内 容>
・浴衣一式(帯・下駄付)
・着付け
・館内対象レストランでのお食事
・浴衣一式のお持ち帰り
<対象レストラン・料金>
・THE GARDEN LOUNGE
・ランチコース×浴衣プラン:お一人様 ¥15,800
・かき氷 × 浴衣プラン:お一人様 ¥15,800
・ピエール・エルメ・パリ「クープ グラッセ イスパハン」× 浴衣プラン:お一人様 ¥13,800
・THE BAR CASTLE:お一人様 ¥18,500 (アフタヌーンティー付)
・中国料理 柳城 NAGOYA CASTLE: お一人様 ¥19,000 (ランチコース付)
・日本料理 丈:お一人様 ¥25,000 (ランチコース付)
<ご予約・お問い合わせ>
レストラン予約:052-908-8930(10:00~18:30)



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