紫のカフェが生まれた今池の街角

名古屋・今池の街角に、やさしい紫色のカフェが誕生しました。
その名は「パープルデーカフェ」です。
このカフェは、てんかん啓発の日「パープルデー」をテーマにした 日本初のカフェとして、一般社団法人Purple Day Japanが 2026年4月25日にオープンしたものです。
ここは、長く地域に愛されてきた洋菓子店「寸心」が新しい想いをまとって生まれ変わった場所でもあります。
私がこのカフェに惹かれた理由
私は以前から寸心のケーキが好きで、よく利用していました。 そのお店が「パープルデーカフェ」として生まれ変わったと知ったとき、 自然と心が引き寄せられるような感覚がありました。
その背景には、私自身の経験があります。 娘が小学生の頃に二度てんかんの発作を起こしたことがあります。 幸い、その後は発作が起きていませんが、 あのときの不安や戸惑いは、今も胸の奥に残っています。
さらに、16歳になるビーグル犬が、 ここ1年ほど何度もてんかんの発作を起こすようになりました。 老犬ということもあり、発作のたびに心が揺れます。 「どうしてこの子が」「何かできることはないだろうか」 そんな思いを抱えながら過ごしてきました。
だからこそ、 “てんかんを持つ人をひとりにしない”という想いを掲げるこのカフェを ほかごととは思えなかったのです。 紫の空間が持つやさしさや、 そこで働く方々の姿に触れたいと思い、 この記事を書くことにしました。
寸心から受け継がれた“働く場所”としての物語

寸心は、障害や持病のある方が働きながら自立を目指す就労継続支援B型事業所として、地域に根づいてきました。
その場所が「パープルデーカフェ」として生まれ変わった今も、“働く”という営みを大切にしながら、地域の人々とつながる場であり続けています。
パープルデーが伝える「てんかんを持つ人をひとりにしない」想い
パープルデーとは、てんかんの世界的な啓発キャンペーンです。
「てんかんをもつ人を、ひとりぼっちにしない」そのメッセージを象徴する色が“紫”とされています。
今池のパープルデーカフェは、 てんかんについて“知る・理解する・支え合う”ことを目的とした、 日本で唯一のカフェです。
カフェを支えるスタッフの姿

「寸心」時代からカフェで働いているAさんは、 今ではお店に欠かせない存在です。 カフェの運営業務だけでなく、ケーキの仕上げなども担当しているそうで、 その丁寧な仕事ぶりが、店内のやさしい空気をつくっています。
「パープルデーカフェ」では、寸心で提供されていたケーキ類に加えて、 モーニングメニューも提供しています。 ケーキはパティシエが手がけているため、本格的な味わいです。
てんかんを持っていることで就職が難しかったり、 相互理解がまだ十分ではない現実があります。 そんな中で、Aさんがここで自然に働き続けている姿は、 このカフェが目指す「てんかんを持った人をひとりにしない」という想いそのものだと感じました。
紫の空間がつくる、やさしい理解

店内は紫色で統一され、落ち着いた空気が流れています。
その色は、てんかんへの理解を押しつけるものではなく、「まずは気に留めてみてほしい」というやわらかなメッセージとして空間に溶け込んでいます。
今池という街で広がる、小さな共感

場所は今池駅から徒歩4分ほど。
落ち着いた雰囲気の、今池らしい通りにあります。
未来へ:理解の輪が広がる場所

パープルデーカフェは、大きな声で何かを訴える場所ではありません。
けれど、紫の空間で過ごすひとときが、誰かの心に小さな火を灯すかもしれません。
店舗情報
店舗名:Purple Day Cafe
所在地:名古屋市千種区今池五丁目19-12
営業時間:8:00~17:00(モーニングは11:00まで)
定休日:月曜日・火曜日

モーニング内容: ・たまごサンド ・ピザトースト ・特製ジャムトースト ・小倉トースト
店内の取り組み: パープルデーに関する掲示、関連グッズの販売、 SNSでの情報発信などを行っています。
関連サイト
パープルデー名古屋
一般社団法人Purple Day Japan | 世界的なてんかん啓発のキャンペーンを日本でも
出典
※本記事の一部は、一般社団法人Purple Day Japanが発表したプレスリリース(PR-FREE掲載)を参考にしています。
Purple Day Japan /世界初「Purple Day Cafe」名古屋に誕生! – 無料プレスリリース「PR-FREE」


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