秋の犬山を旅するように味わう。
そんな少し特別なアフタヌーンティーが、ホテルインディゴ犬山有楽苑に登場しました。
犬山観光特使・遼河はるひさん監修による「The Colours of Autumn ~ 犬山アフタヌーンティー」(2026年9月1日〜11月30日)。
ティースタンドの上に広がるのは、まるで犬山を巡る小さな旅。
犬山の歴史や文化、物語をモチーフにしたスイーツやセイボリーを味わいながら、このまちの魅力に触れるひとときを楽しんできました。
ホテルがアフタヌーンティーで伝えたかった「犬山というまち」

ホテルインディゴ犬山有楽苑が大切にしているのが、その土地ならではの文化や歴史を伝える「ネイバーフッドストーリー」です。
今回のアフタヌーンティーも、その考え方から生まれました。
「犬山の歴史や文化、自然など、犬山ならではの魅力をお届けしたいと考えました」。
そう話してくださったのは、広報の成瀬さん。
犬山には、寂光院や明治村、桃太郎神社、リトルワールドなど、それぞれ異なる魅力や物語を持つスポットがあります。
「実際に街を散策するように、一皿ずつ味わいながら犬山の歴史や文化に触れていただけたら」
そんな思いから、観光スポットを巡る楽しさをアフタヌーンティーで表現したのだそうです。
「遠方からお越しのお客様だけでなく、地元の方にも『こんな犬山の魅力があったんだ』と再発見していただけるような体験を目指しました」
単なるスイーツイベントではなく、犬山への旅心を誘う仕掛けが詰まっていました。
遼河はるひさんと描いた「犬山らしさ」

今回のアフタヌーンティーは、犬山観光特使を務める遼河はるひさんのアイデアをもとに作られました。
開発中には何度も意見交換を重ねながら、「犬山らしさ」とは何かを一緒に形にしていったそうです。
「当初はセイボリーを黒いプレートで試作していましたが、遼河さんから『もっと明るく華やかな色合いの方が犬山らしいのではないか』というアドバイスをいただきました」
そう振り返るのは、広報の成瀬さん。
その言葉をきっかけに全体の見せ方を見直し、現在の彩り豊かなスタイルへとブラッシュアップされたそうです。
「犬山らしい楽しさや親しみやすさを大切にしたい」
そんな遼河さんの想いも取り入れながら、見た目の華やかさはもちろん、犬山を旅するようなワクワク感が詰まったアフタヌーンティーが完成しました。
ティースタンドの上で巡る犬山の名所

今回モチーフとなったのは、寂光院、明治村、桃太郎神社、そしてリトルワールド。
これらは、遼河はるひさんが提案した犬山の魅力を象徴するスポットをもとに選ばれました。
「実際に犬山を訪れた際には、ぜひ足を運んでいただきたい場所ばかりです」
ペストリーシェフは、名所をスイーツやセイボリーに落とし込むため実際に現地を訪問。
そこで見た景色や感じた空気をヒントに、メニューを形にしていったそうです。
寂光院の風景を映した「七福坂石畳テリーヌ」

今回のアフタヌーンティーを象徴する一品が「七福坂石畳テリーヌ」。
秋の名所・寂光院へ続く320段の石段「七福坂」をモチーフにしたセイボリーです。
七種の茸をそれぞれ異なる火入れで仕上げ、鶏のミンチに黒にんにくとトリュフペーストを合わせることで、重厚な石畳の質感と、その隙間に息づく秋の自然を表現しているのだとか。
グレーを基調とした見た目は、まるで本物の石畳のよう。正直、最初は「どんな味なのだろう」と想像がつきませんでした。
けれど口に入れると、茸の豊かな旨みとトリュフの香りがふわりと広がり、見た目からは想像できない奥行きのある味わいに驚かされます。
明治村をイメージした牛鍋仕立ての春巻き

画像:ホテルインディゴ犬山有楽苑提供
博物館明治村をテーマにしたセイボリーは、文明開化の象徴ともいえる牛鍋を春巻きで表現した一品。麦の穂を思わせるフォルムには、時代の移ろいや食文化の革新への想いが込められています。
軽やかな春巻きを想像していましたが、ひと口食べると想像以上にもっちり。しっかりとした弾力の中に牛鍋の旨みが感じられ、印象に残った一品でした。
桃太郎伝説をスイーツで表現

画像:ホテルインディゴ犬山有楽苑提供
犬山には、桃太郎伝説ゆかりの地として親しまれている桃太郎神社があります。
その物語を表現したのが、紫芋やビーツ、きな粉で彩ったきび団子。素朴でやさしい味わいに、どこかほっとする懐かしさを感じます。
小さな一粒の中に込められているのは、犬山に受け継がれてきた物語。思わず笑顔になるような可愛らしさも印象的でした。
リトルワールドを一皿で旅する
犬山・野外民族博物館リトルワールドをイメージした「ワールドバイトプレート」。
焼き鳥や海老チリ、オリーブ、生ハムなど、世界各国を思わせる味を少しずつ楽しめます。
実はこのメニュー、当初は「世界一周串」として考案されていたのだとか。
ところが遼河はるひさんから、「アフタヌーンティーらしく、いろいろな味を少しずつ楽しめた方がいいのでは」という提案があったそうです。
そこから現在のスタイルへと進化し、ひと皿で世界を旅するような「ワールドバイトプレート」が誕生しました。
リトルワールドを訪れたときのようなワクワク感が、小さなひと皿の中に詰まっています。
「訪れてみたい」と思える体験へ
4種のスイーツとボンボンショコラは、実際の犬山の地図に沿って配置。まるで街を歩くように、ひと皿の上で犬山を巡る体験を楽しめます。
今回の取材で印象的だったのは、「実際に犬山へ足を運ぶきっかけになってほしい」という成瀬さんの言葉でした。
「お客様が料理を目にした瞬間に、その場所の風景や文化、物語を自然と思い浮かべられることを大切にしました」
プレートを眺めているだけでも、まるで犬山のまちを巡っているような気分になります。
ただ名所を再現するのではなく、その場所で感じる空気や印象まで届けたい。
そんな想いが、一皿一皿に込められていました。
館内にも息づく、犬山へのまなざし

アフタヌーンティーだけでなく、館内にも犬山らしさを感じる展示がありました。
ロビーで目にしたのは、ホテルで使用されていた犬山焼を再利用したアクセサリーの取り組み。
役目を終えた器に新たな価値を吹き込み、アクセサリーとして生まれ変わらせています。
犬山焼は犬山市を代表する伝統工芸のひとつ。
地域の文化や歴史を大切にするホテルインディゴ犬山有楽苑らしい取り組みに、思わず足を止めてしまいました。
アフタヌーンティーを通じて犬山の魅力を伝えるだけでなく、こうした館内の取り組みからも、この土地への愛着や敬意を感じます。
犬山を再発見する秋の午後

ホテルに向かう途中、木曽川沿いを歩きながら眺めた穏やかな景色。
ロビーの窓から見上げた犬山城。
そしてティースタンドの上に広がる犬山の物語。
このまちには、まだ知らない魅力がたくさんあるのかもしれません。
今回のアフタヌーンティーは、秋の味覚を楽しむだけでなく、犬山というまちの歴史や文化、人々に愛されてきた風景に触れるひとときでした。
ティースタンドの上で巡る、犬山の小さな旅。
そんな秋ならではのアフタヌーンティーでした。
ホテルインディゴ犬山有楽苑
〒484-0082 愛知県犬山市犬山北古券103−1
【ホテルインディゴ犬山有楽苑】犬山観光特使・遼河 はるひ氏監修 The Colours of Autumn~犬山アフタヌーンティー | 株式会社名鉄ホテルマネジメント犬山のプレスリリース




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