名古屋のホテルグルメとスイーツを紹介するブログ

季節のアフタヌーンティーと、上質な甘い時間をあなたに。

観光じゃなくホテルが目的。名古屋で始まる“漫泊”という旅のかたち【愛知県名古屋市】

ホテル
株式会社dot提供
本記事ではアフィリエイト広告を利用しています
本記事ではアフィリエイト広告を利用しています

名古屋にまたひとつ、気になる場所ができました。

約2万冊のマンガに囲まれて過ごす「MANGA ART HOTEL, NAGOYA MARUNOUCHI」。

運営する株式会社dotは、「名古屋は最高に面白い!」というメッセージを世界へ発信したいと考えています。

今回はホテルを見学しながら“漫泊”という新しい旅の楽しみ方と、名古屋への想いを伺いました。

地下鉄丸の内駅から徒歩約1分。オフィス街の一角に佇む「MANGA ART HOTEL, NAGOYA MARUNOUCHI」。

館内には人気作品から名作まで約2万冊のマンガが並び、宿泊者は自由に手に取って楽しめます。

本棚の前で足を止め、「懐かしい」「これ読んでみたかった」とページを開く時間。その積み重ねが、ここでは旅の楽しみそのものになります。

気になる作品を読み始めたら、いつの間にか時間を忘れてしまう。そんな経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。

観光地を巡る代わりに、好きな作品を片手に過ごす休日。ホテル全体が、そんな贅沢な時間のためにつくられているようでした。

本棚に並ぶのは、「これ読んで!」という想い

印象的だったのは、館内に並ぶ本棚です。

館内には「話題」「熱狂」「共鳴」「発見」「希望」など、それぞれ異なるテーマで構成されたフロアがあります。

検索して探した作品ではなく、誰かのおすすめや偶然の出会いから手に取る一冊。

館内を歩いていると、まるで本好きの友人から「これ読んで!」とおすすめされているような感覚になります。

懐かしい作品との再会もあれば、自分では手に取らなかったかもしれない作品との出会いもある。

本棚を眺めながら次に読む一冊を探す時間まで含めて、このホテルならではの楽しみ方なのかもしれません。

「何もしない贅沢」を楽しむ宿泊体験

ユニークな取り組みのひとつが「異世界転生プラン」です。

フロントで転生ガチャを回し、自分に与えられた役割になりきってホテルステイを楽しみます。

例えば「村人A」に転生した場合は、「魔王討伐は勇者に任せて、今日は何もしない贅沢を楽しむ」といったミッションが与えられることもあるそうです。

観光地を巡り、予定を詰め込む旅とは少し違う過ごし方。

あえて立ち止まり、好きな作品に没頭する時間もまた贅沢なのだと気付かされました。

名古屋の朝はコーヒーとマンガから

喫茶文化が根付く名古屋らしく、朝はコーヒー片手にマンガを読む時間を提案しているのも印象的でした。

ホテルでは「モーニング・マンガサービス」を用意。前日までの予約制(税込500円)で、「自家焙煎珈琲豆専門店 なごやビーンズ」のドリップパックコーヒーとシリアルバーに加え、コンシェルジュが約2万冊の蔵書の中からその朝の一冊との出会いを提案してくれます。

おすすめの5作品が届けられるため、自分では手に取らなかったかもしれない作品との出会いも楽しみのひとつです。

旅先の朝に、新しい作品と出会う。

そんな小さな発見が、一日の始まりを少し特別なものにしてくれそうです。

なぜ再び、名古屋だったのか

「名古屋なら間違いない」

オープンから数か月。実際に宿泊した人たちは、この場所をどのように楽しんでいるのでしょうか。改めて運営する松尾さんに話を伺いました。

株式会社dotにとって、名古屋は創業の地です。

同社が運営する本好きコミュニティ「ぶくとも。」や結婚相談所「BOOK婚」には名古屋の利用者も多く、その温かく情熱的な人柄に触れるなかで、「名古屋なら間違いない」という確信を深めていったそうです。

また、グルメや独自の文化が充実し、各エリアへのアクセスにも優れる名古屋を、「ポテンシャル最強の観光ハブ都市」と表現します。

日本が誇るマンガ文化と宿泊体験を掛け合わせ、「名古屋は最高に面白い!」というメッセージを世界へ発信したい。その想いも、このホテルづくりの原点になっているそうです。

オープン後に見えてきた景色

印象的だったのは、オープン後に見えてきた利用者の姿でした。

ご家族で宿泊されたお客さんが、それぞれ好きなマンガを選びながら過ごし、「眠れなかった」「また来ます」と声をかけてくれたといいます。

また、館内を巡って両手いっぱいにマンガを抱え、客室へ戻っていく姿を見るたびに、このホテルをつくって良かったと感じるそうです。

1泊の予定だった人が延泊するケースもあり、それぞれが思い思いのかたちでマンガの世界に浸る時間を楽しんでいる様子が伝わってきました。

2万冊よりも大切にしていること

松尾さんが大切にしているのは、「アナログな没入体験」です。

スマートフォンやSNSの通知に追われる現代だからこそ、あえてデジタルから離れ、紙の本を両手で開いて作品の世界へ入り込む時間を届けたいと話します。

「子どもの頃、押し入れにこもって夢中で本を読んだような体験をしてほしい」

そんな想いから、館内のマンガはすべて自社で厳選。マンガを単なる娯楽としてではなく、装丁のアート性と内容のアート性を持つ文化として捉え、日本が誇る「MANGA」を世界へ発信していきたいと考えているそうです。

約2万冊という数字の先にあるのは、作品と向き合いながら時間を忘れて過ごすひととき。

このホテルが届けたいのは、マンガを読む場所ではなく、マンガに夢中になる時間なのかもしれません。

ホテルが、旅の理由になる

客室の壁一面に並ぶマンガは、すべて自由に閲覧可能。気になった一冊を手に取って、ソファで読むのも、ベッドに持ち込むのも自由です。

株式会社dot提供

観光の拠点として泊まるホテルではなく、マンガを読むために泊まりたくなるホテル。

ベッドサイドに積み上げたマンガを読みながら夜更かしをする。

そんな時間が自然と生まれる空間でした。

“漫泊”という旅のかたち

名古屋には魅力的なグルメがあります。

歴史を感じる街並みや観光スポットもあります。

そしてこれからは、「マンガに没頭するために泊まるホテル」という旅の理由も加わるのかもしれません。

MANGA ART HOTEL, NAGOYA MARUNOUCHIが目指しているのは、観光の合間に立ち寄る宿ではありません。

一晩中マンガの世界に浸ること自体が旅の目的になる場所です。

ホテルで熱狂したゲストが、その余韻を抱えたまま名古屋の街へ繰り出し、街の魅力と出会う。そしてまた名古屋へ帰ってくる。

そんな循環を生み出す存在になりたいと、松尾さんは話します。

「あと1巻だけ」のつもりが、気づけば時計の針が進んでいる。

好きなことに夢中になる時間そのものが、旅の目的になる。

創業の地・名古屋から始まった株式会社dotの挑戦。

“漫泊”という新しい文化が、このまちでどのように育っていくのか楽しみです。

施設情報

施設名称:MANGA ART HOTEL, NAGOYA MARUNOUCHI
所在地:愛知県名古屋市中区丸の内1丁目9-5

 

アイキャッチ画像、MANGA ART HOTEL, NAGOYA MARUNOUCHI ベッドルーム画像:株式会社dot提供

シリーズ最多2万冊の蔵書。「MANGA ART HOTEL」が名古屋・丸の内に2026年7月31日オープン! | 株式会社dotのプレスリリース

コメント

タイトルとURLをコピーしました