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「変わらないでほしい」と思った。4年ぶりにリニューアルするパステルの『なめらかプリン』、その理由を聞いてみた

スイーツ
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「パステル」のなめらかプリンは、私にとって一番好きなプリンです。

初めて食べたときの衝撃は、今でも忘れられません。

スプーンを入れた瞬間のやわらかさ。口の中ですっとほどけるような、とろける食感。それまで食べていたプリンとはまったく違うおいしさでした。

今でも見かけると、つい買いたくなる大好きなプリンです。

だからこそ、4年ぶりのリニューアルというニュースを聞いたときは驚きました。

「今でも十分おいしいのに、なぜ変えるのだろう」

そして同時に、「どんなふうに変わるんだろう?」

という気持ちも湧いてきました。

変わらないでほしい気持ちと、新しい味への期待。

その両方を抱えながら、パステルを展開するオールハーツ・カンパニーのマーケティング本部 セールスマーケティング室の加藤さんに、今回のリニューアルについて話を聞きました。

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名古屋から始まった「なめらかプリン」

画像:株式会社オールハーツ・カンパニー提供

今では全国的に知られる「なめらかプリン」。

その誕生は1993年にさかのぼります。

実は当初、パステルのレストランで提供される食後のデザートとして生まれました。

当時はまだ固めのプリンが主流だった時代。そのなかで、とろけるような口どけのプリンは大きな驚きをもって受け入れられたそうです。

やがて「単品でも販売してほしい」という声が集まり、1998年にメディアで紹介されたことをきっかけに、“なめらかプリンブーム”を巻き起こします。

名古屋で生まれたひとつのプリンが全国へ広がった。

そう考えると、「なめらかプリン」は地域が誇るスイーツのひとつなのかもしれません。

今でも人気なのに、なぜリニューアルするのか

画像:株式会社オールハーツ・カンパニー提供

今回、私が最も気になったのはここでした。

30年以上愛され続けている看板商品なのに、なぜ変えるのか。

加藤さんによると、今回のリニューアルで目指したのは、「さらなるおいしさ」と「新たななめらかさ」だったそうです。

これまでパステルが大切にしてきた“なめらかさ”は守りながら、もっとおいしくできないか。

もっと多くの人に日常的に楽しんでもらえないか。

そんな想いから、4年ぶりのリニューアルを決断したといいます。

さらに今回は価格も見直されました。

420円(税込)から380円(税込)へ。

品質を追求しながらも、より多くの人の日常に寄り添いたい。そんな考えも込められていました。

全国22種類の卵から選ばれた「日光金乃卵」

画像:株式会社オールハーツ・カンパニー提供

今回のリニューアルで最も大きく変わったのが卵です。

開発チームは全国22種類の卵を取り寄せ、何度も試作を重ねました。

その中から選ばれたのが「日光金乃卵」。

甘みとコクがあり、鮮やかな卵黄の色味と生臭みの少なさが決め手になったそうです。

さらに印象的だったのは、卵を選ぶだけで終わらなかったこと。

パステルは実際に養鶏場を訪れ、鶏の飼育方法や卵づくりへのこだわりにも触れたといいます。

プリンはとてもシンプルなお菓子です。

だからこそ、卵ひとつで味わいが変わる。

22種類もの卵を比べ、その背景まで知ろうとした姿勢から、今回の本気度が伝わってきました。

守ったのは「なめらかさ」だった

画像:株式会社オールハーツ・カンパニー提供

今回の話を聞いていて印象的だったのは、

「何を変えたか」よりも、「何を守ったか」でした。

パステルが絶対に守りたかったのは、長年愛されてきた“なめらかさ”。

なめらかプリンブームの火付け役となった、とろけるような口どけです。

 

実は『なめらかプリン』は2層仕立てになっています。

上の層は乳脂肪分によるまろやかなコクを楽しめる層。下の層は卵の風味と軽やかな口どけを感じられる層になっているそうです。

今回のリニューアルでは新たな製法も取り入れながら、「すっとほどけてなくなるような口どけ」を目指したといいます。

変えたというより、さらに磨き上げた。そんな表現が近いのかもしれません。

愛されているからこその挑戦

正直に言うと、私は最初、「変わらないでほしい」と思っていました。

30年以上愛され続け、今も多くのファンがいるプリンです。

それなら、そのままでもいいのではないか。

そんな気持ちもありました。

けれど加藤さんの話を聞いているうちに、その考えは少し変わりました。

今回のリニューアルは、流行を追うためでも、話題づくりのためでもありません。

22種類の卵を比較し、養鶏場まで足を運び、たどり着いた新しい配合。

そこにあったのは、「もっとおいしいプリンを届けたい」というシンプルな思いでした。

だからこそ、早く食べてみたい

取材をする前は、「変わらないでほしい」という気持ちの方が強かったように思います。

けれど今は違います。

どんなふうに変わったのか。

卵の風味はどう変わったのか。

そして、私が好きだったあの“なめらかさ”はそのままなのか。

発売されたら、一人のファンとして確かめてみたいと思います。

30年以上前に名古屋で生まれたなめらかプリン。

その新しい一口を、今から楽しみにしています。

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